介護トリミングってどんなんですか?
ジャーマンシェパードのオスカルくんがトリミングに来てくれました。
コパン開店以来、ずっとお付き合いのあるワンコです。
高齢に伴い足腰が弱まってきて、歩けない状態になり、自分で体勢を変えることが難しくなってきました。
そうなると心配なのは褥瘡、つまり床ずれです。
高齢のワンコになると、動物病院でのトリミングを勧められますが、どんなトリマーさんに当たるかどうかは分かりませんし、何より環境の変化によるストレスはワンコの体調に大きく左右します。
コパンでもずっと、病気や高齢の子は動物病院をお勧めしていましたが、そのような子ほどその子にとって慣れている人が施術する方が良いし、経験のあるトリマーがしたほうがよいと思うようになりました。
オスカルくんが立てなくなり数ヶ月が経ち、飼い主さんも精一杯介護されていましたが、匂いや汚れまでは綺麗に出来ずでした。
まずはオゾンシャワーで褥瘡部分をきれいに洗い流します。
シャワーをかけるとちょっと染みるねー。
オスカル君、私を見てます笑
湿潤治療を頑張ってされていた飼い主さん。
湿潤治療によって出てきた浸出液が、被毛にこびりついていたため、なるべく患部ににかからないようにきれいにシャンプーします。
気持ちいいかなー^^
痛いねー、よく我慢してるねー、と思いながら励ましながらシャンプーします。
それを分かってくれてか、オスカル君も気持ちよさそうに待っていてくれます。
飼い主さんにブローの保定を手伝ってもらいながら乾かします。
最後に湿潤治療によるテーピングしてあげて終了です。
周りのテープはなんとガムテープ!
飼い主いわく、これが1番はずれないんです!と☺
1番最初の写真との違いが分かりますか〜?
下半身だけのシャンプーでしたが、かなりすっきりしました。
老犬介護ってとても大変です。
大型犬の場合だと、ほぼ人間の介護のような。
介護する側される側に快適に過ごしてもらえるお手伝いが出来たらいいなーと、コパンに来てくれるワンちゃん達にも介護トリミングをさせてもらっています。
匂いをなんとかしたい、全身のシャンプーは無理だけど部分シャンプーなら出来そうだからお願いしたい、部分カットだけでも、シャンプーしやすいようにカットしてほしい、などなどご要望がありましたらご相談下さいね。
トリミングサロンコパンは神戸市垂水区、須磨区、長田区、西区、明石市など様々な方面からご来店頂いております。愛犬のトリミングだけでなく、健康相談としてもご利用下さい。